最初は、遠くの見知らぬ場所へ至るための手段だった。だから軽自動車でもなんでも良かった。当時、離婚したばかりでダイハツのミラカスタムを選んだ。初めてのCVT車両で燃費が良いとの話だったが実燃費は悪かった。
次に安くてカッコいい車を欲しくなった。スバルのアウトバックだ。50万で9万キロ走行車。6発の水平対向エンジンで4駆。楽しかったがハイオク仕様で財布にキツかった。この車でも妻と大分から出雲大社まで走った。乗りやすく大好きな車だった。
次にホンダのCR-Zを選んだ。マイルドハイブリッドでクーペスタイル。色がオレンジで好みだった。車の展覧会で以前見たこともトリガーだった。車高が低い車は風の抵抗に進行方向が左右されず気持ちよく走れる。ただ乗降性が悪いので妻には不評で3年で手放す。
次にBMWの118dだ。FRでディーゼル。実はCR-Zの次候補だったが、当時300-350万と高額なため手が出せなかった。それが200万円で手に入れることができた。博多まで見に行き即決した。保証も引き継がれ新古車扱いのシルバーだった。この車は10年乗り続けるつもりだった。大分から、横浜、新潟まで大変な時期を一緒に頑張ってくれた愛車。一番のお気に入りだった。しかし7年経過したころ、タイミングよく会社を辞めてミニマルな生活維持のため手放す事にした。54000kmでラビットにて55万円で売却。燃費も街乗り15km、高速23kmだった。非常に素晴らしい車。カーブも直進も高速走行も高い次元で安定しており操作しやすく、かつトルクフル。坂道でも問題なし。再度乗るならば、同じ年式のエディションシャドーが欲しい。